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芳野恭士教授 最終講義のご報告

ニュース

 本年度末をもって定年退職を迎えられる本校物質工学科 芳野恭士教授の最終講義が、3月17日(金)に本校大会議室にて開催されました。物質工学科教員が実行委員となり、物質工学科在校生、芳野研究室出身者を中心とした本校卒業生、物質工学科保護者、本校教職員など計62名が受講しました。
 講義は「私の過ごした沼津高専での30余年」というタイトルで、芳野教授の34年間にわたる教育活動と研究成果を概観する内容でした。工業化学科から物質工学科への改組とともに赴任されたご自身の出来事を振り返られた後、年代ごとに物質工学科と専攻科における教育活動とご専門である食品科学に関する研究の歩みをお話しいただきました。そこではそれら活動を通して育まれた交流や出会いを写真とともにご紹介いただきました。最後に、芳野教授が日々心掛けている「どうせやるなら楽しんで取り組むこと」の重要性を後進に伝えられて、最終講義が締めくくられました。
 最後の専攻科指導学生となる学生2名より花束を手渡されたのち開催された懇談会では、終了まで卒業生を中心とする参加者との歓談が尽きませんでした。芳野教授の今後のご健勝とますますのご活躍をお祈りいたします。