令和6年5月20日から6月14日までの1ヶ月間、豊橋技術科学大学大学院工学研究科学生が本校教養科と物質工学科にて教育実習を行いました。
豊橋技術科学大学大学院では、研究能力だけではなく教授方法や学生指導方法についての知識を有し、高専等が実践している技術科学教育に対して理解を持つ人材育成を目的とした技術科学教員プログラムがあります。今回、本校物質工学科卒業生でもある金子さんが本プログラムの一環として本校にて教育実習を行いました。実習期間中には講義、実験実習に加え学寮や部活動などの校務も経験しました。
実習を終えた金子さんからは「学生の時とは全く異なる立場で母校に来たことは私にとって非常に貴重な経験となった。今回の実習を通して高専の教員になりたいという気持ちがなお一層強まった。先生方に教えて頂いた技術や内容を次の世代につなげたいと思う。その一方で私自身がもっと努力して真の意味で“人柄の良い優秀な技術者”にならなければいけないとも感じている。」と感想を頂きました。