物質工学科 単位操作改善プロジェクト「おいしい全粒粉食パンをホームベーカリーでつくる」を実施しました

　物質工学科4年生は、化学工学実験の一環として課題解決型学習「おいしい全粒粉食パンをホームベーカリーでつくる」を実施しました。本活動は身の周りで行なう操作を化学工学的視点で（単位操作として）捉え、グループの協働作業としてその操作の問題点を改善し、目的を達成する活動です。本年度は昨今の健康志向により注目されている“全粒粉食パン”を化学工学実験で修得したスキルと物質工学科専門科目で修得した専門知識を活用し、おいしい全粒粉食パンつくりに臨みました。

4名もしくは5名からなる8グループが夏季休業中に予備実験を行ない、各グループがおいしさと挙げた “もちもち”、“ふんわり”、“愛情？”などを満たすパンつくりに挑みました。パンが焼き上がる時間を利用して成果発表をおこない、おいしい全粒粉食パンにするための改善点とそれを可能にする化学工学的手法について発表が行われました。焼き上がったパンは審査員（校長、担当教職員）と参加学生全員で評価し、最優秀賞1グループと優秀賞3グループを決定しました。

本活動を実施するにあたり、沼津市及び門池コミュニティ推進委員会のご協力をいただき、門池地区センターを利用させていただきました。深く感謝申し上げます。