10月27日(水)、令和3年度文化講演会を開催しました。この講演会は、毎年「文化の日」にちなみ、学識経験者を招いて、学生および教職員を対象に開催しています。
今年度の講師は、面発光レーザーの発明・研究の第一人者である東京工業大学元学長 伊賀 健一(いが
けんいち)名誉教授です。伊賀教授の面発光レーザーの発明は、パソコンのマウスやスマートフォンの顔認証技術など、現在の私たちの生活に大きな影響を与えています。伊賀教授は、コントラバス奏者としてのお顔もお持ちで、本講演会では、コントラバスに着目し、「光と音と:レーザーとコントラバスの物理楽」と題した講演が行われました。
学生からは「こういう話が聞きたかった」「レーザーってすごく面白い」といった声が上がり、これからの未来を担う学生にとって有意義な時間となりました。
今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、オンラインでの開催でしたが、画面越しに伊賀教授の講演に熱心に耳を傾ける学生の姿があり、多くの学生の心に響く文化講演会となりました。