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卒業生の声

進路情報

望月万里衣

神戸大学大学院工学研究科電子情報工学講座 修士1年生

電気電子工学科(2020年度卒業)・専攻科総合システム工学専攻(2022年度修了) 

自分で自分のやりたいことを見つけられるようになる学校

私が高専を知ったのは、両親に誘われて参加したオープンキャンパスでした。また、寮生活にも興味があり、自律した生活を送りたいという気持ちもありました。電気電子工学科を選んだのは、オープンキャンパスで校舎屋上にある風力発電のプロペラを見たことが決定打でした。エネルギー変換への興味が一層増し、入学当時、卒業後は電力会社で働きたいと考えていました。

入学して学んだことは、「何事もまずは手を動かしてみる」という姿勢です。興味を持ったことは積極的に調べ、思いついたアイディアはとりあえずやってみるということの繰り返し。また所属した大道芸同好会では、自分で選曲から演技構成まで考えた作品を高専祭や老人ホームで披露することで、自分の狙ったタイミングで拍手がいただけたときの楽しさを知り、この活動を通して私は、「自分自身の技術を活かして他人を笑顔にすることのすばらしさ」に気づきました。

在学時のインターンでの経験から医工学に興味を持ち、大学院進学時の視野を広げるために専攻科へ進学、医療福祉機器開発工学コースで主に医用工学を学びました。人間の身体状態を測るためのセンサ技術を知り、センサ工学に興味を持ちました。卒業研究では自分で研究テーマ(正しい箸の使い方の評価に関する研究)を見つけ、7年間の集大成として、自ら計画を立てて進めることができました。

専攻科卒業後も私は「自分で作ったセンサを搭載したモノを使って、自分で決めた研究テーマで研究がしたい」と考えるようになりました。そのためには神戸大学の研究室が当てはまると感じ、現在は大学院で研究に取り組んでいます。

自分の興味のあること、やりたいことは、時間とともに変わります。しかし、あらゆることに応用できる考え方や取り組む姿勢を学ぶことができます。みなさんも高専という「自分で自分のやりたいことを見つけられるようになる学校」で、自分のやりたいことを見つけてみませんか。

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