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卒業生の声

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飯谷 健太

東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 センサ医工学分野 助教

電子制御工学科(2011年度 卒業)・専攻科 (制御・情報システム工学専攻/2013年度修了)

飯谷健太さん

沼津高専では挑戦する勇気をもらいました

私は現在、東京医科歯科大学の生体材料工学研究所にて、化学・機械・電気電子・情報など幅広い研究分野をベースに、バイオテクノロジーや情報技術を組み合わせた「体を傷つけずに疾患や代謝の状態をモニタリングするバイオセンサシステム」の研究開発を、大学院生や教員の方々と協力して進めています。

振り返ってみると、座学や実験・実習で「工学分野の知識」を広く学習し、卒業研究・専攻科研究で「自らの軸となる専門」を深堀りする電子制御工学科および専攻科のカリキュラムは、複数の異なる研究分野にまたがるバイオセンサを研究する私には、まさにうってつけでした。

もちろん、最初からそのような研究をするつもりで沼津高専に入学したわけではありませんが、沼津高専ではチャレンジの機会が多く、失敗を恐れない勇気(あるいはなんとかなるさという、悟り?)が芽生えました。そのおかげで専攻科修了後の大学院では、それまでと異なる分野に挑戦できたのかなと思います。

いま、みなさんの前には寮生活、定期テスト、部活動、自治活動、高専祭、学会発表、などなど、大小様々な挑戦が転がっていると思います。沼津高専は失敗しても、笑い飛ばしてくれたり、励ましてくれたり、慰めたりしてくれる同級生、後輩や先輩、先生のたくさんいる学校です。色々ためして失敗や成功を繰り返すと、自分の好きなことや自分に向いていること、やりたいことが見えてくるかもしれません。

これから工学を志すみなさん、絶賛勉強中のみなさん、そして、私自身に、多くの実りあるチャレンジがありますように。

(写真はCOVID-19状況下、米国での研究中に迎えた29歳の誕生日に撮影して貰ったもの)

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