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南アフリカ共和国の使節団が来校されました

ニュース

 2022年10月6日(木)、南アフリカ共和国の使節団が来校されました。
 本校は、代表機関として採択された地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)研究課題「再生可能エネルギー水素を用いた新しいアンモニア合成システムの研究開発」(研究代表 秋鹿研一客員教授、研究分担 物質工学科 稲津晃司教授)で南アフリカ共和国(代表機関 ノースウエスト大学)と国際共同研究を行っていることから、今回、本校の視察に訪れました。

 岡田校長による挨拶及び本校での高専教育やSATREPS研究課題の説明を行ったのち、電子制御工学科の授業と共同研究に用いる設備の見学を行いました。
使節団一行は、研究内容にも高専教育にも強い関心を示して、活発かつ熱心に質問されました。授業の見学では本校学生への声掛けなどでの交流ももたれました。帰国後に南アフリカ共和国での本校はじめ高専の認知度が高まることが期待されます。

 なお、当日の様子は静岡放送(SBS)が取材し、TBSのウェブサイトに掲載されています。ぜひ、ご覧ください。

【地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)】
 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と独立行政法人国際協力機構(JICA)の共同実施事業で、以下のことを趣旨とする、競争獲得研究プログラムです。
1.日本と開発途上国との国際科学技術協力の強化
2.地球規模課題の解決と科学技術水準の向上につながる新たな知見や技術の獲得、これらを通じたイノベーションの創出
3.キャパシティ・ディベロップメント※
研究成果の社会実装を志向しており、5年間実施されます。今回の研究課題「再生可能エネルギー水素を用いた新しいアンモニア合成システムの研究開発」は、本校を代表機関として、東京大学、東京工業大学、名古屋大学、千葉大学、熊本大学、宇都宮大学が研究に参画し、国際的な社会実装に向けて国内外の企業とも共同する予定です。

※キャパシティ・ディベロップメント:国際共同研究を通じた開発途上国の自立的研究開発能力の向上と課題解決に資する持続的活動体制の構築、また、地球の未来を担う日本と途上国の人材育成とネットワークの形成