専攻科2年生の加藤さん（研究指導教員：藁科教授）が、11/11にアオーレ長岡（新潟県長岡市）で行われた長岡技術科学大学主催の国際会議「10th STI-Gigaku 2025」にて、全157件のポスター発表の中から「Best Research Presentation Award by Sanki Engineering Co., Ltd.」（特別協賛企業による優秀発表賞）に選ばれました。 STI-Gigakuは、持続可能な開発目標（SDGs）の達成に向け、国内外の大学、高専、企業・研究機関等が連携して実施した教育研究成果を発信・共有し、グローバルな社会課題を解決する方法について議論する国際会議です。
発表タイトル：Synthesis, Spectroscopic Characterization, and Cytotoxic/Phototoxic Evaluation of Near-IR Absorbing d⁸ Transition Metal Complexes for Photodynamic Therapy
研究概要：近赤外領域に強い光吸収をもつ金属錯体を合成し、それを癌細胞に対する光線力学療法用の光増感色素として利用することを目指しています。本発表では水溶性金属錯体の合成および溶液中における光吸収特性を調べ、さらには癌細胞に対するそれらの細胞毒性および光毒性を評価しました。本研究成果は、長岡技科大の大沼准教授との共同研究（JSPS科研費JP23K04799および高専－長岡技科大共同研究助成）によるものです。
