本校では、課題解決型の実践的教育の一環として第4学年で「社会と工学」という科目を全学科で履修します。課題に対する解決方法を提案することを目的としており、5学科(181名)の各学科から1名づつ5名のグループワークを9月から1月にかけて実施してきました。
今年度は、裾野市と地元企業から課題を提示して頂き、それをもとに各グループがテーマ設定、9画面法(過去・現在・未来×個人・団体自治体会社学校・地域のマトリックスという9マス)によるテーマ分析、トリーズによる発明原理40を参考にしたアイデア出しを行いました。この間、裾野市役所と企業の方々にも本校へお越し頂き、学生からの質問にご回答頂きました。これらを基にブラッシュアップし内容をまとめて、全37班が1月22日(月)にプレゼンテーションを行いました。
その中から学生による投票で選ばれた5つの班が1月29日(月)の発表会に臨みました。当日は、裾野市副市長、裾野市役所市長戦略部戦略推進課とデジタル部業務改革課の方々、裾野市議会議員の方がお越し下さり、質問やコメントをして下さいました。5つの班のタイトルは、以下の通りです。
地元企業課題:
・耳石治療機の開発
裾野市課題:
・市外在住者へのプロモーションの強化
・裾野市の公園をPRする
・市職員の災害対応力向上について
・持続可能な汚水処理方法