学生寮では,留学生と日本人学生の共同生活が可能なシェアハウス型の“混住型学生寮”が完成し,後期授業開始に合わせ10月2日より寮生が入寮を開始しました。
昭和37年の開校以来順次,7棟の学生寮が整備されてきましたが,どれも老朽化が進んでいます。これは全国の高専でも同様であり,高専を運営する国立高等専門学校機構は17高専の学生寮整備を進め,沼津高専では旧秀峰寮を解体し,新たに整備されました。建物は鉄筋コンクリート造3階建,収容人数68名。居室は全室個室で,1階にラーニングスペース,各階に交流スペースを備えています。新寮の名称「秀峰寮」は,沼津高専内外から多数応募があったうち選出した9件の中から,全寮生・全教職員の投票により,従来と同じ名称が選ばれました。
混住型学生寮は,入寮者の国際コミュニケーション力の向上により,国際的な視野を持つ実践的で創造性のある技術者の育成が期待されます。
遠山寮務主事のコメント:
「談話室,補食室などの共用スペースがユニット毎にある画期的な寮。新型コロナウイルス感染防止に努めながら,自然に会話が生れる環境なので積極的に意思疎通を図って欲しいです。」