令和7年度 沼津工業高等専門学校チャレンジコンテスト寄附金募集 趣意書

　本校は令和4年に創立60周年を迎えたのちも、教育理念「人がらのよい優秀な技術者となって世の期待に こたえよ」のもと、社会に貢献する技術者の輩出に尽力しています。
　その一貫として、本校学生の「課題解決」に対するチャレンジを後押しし、積極的にスタートアップ人材育成に取り組むため、令和5年度末に「起業家工房 クリエイティブ・アトリエ」を設け、３Ｄプリンタなどの機器を使用して学生がアイデアを形にできる環境を整えました。自由なプロダクト開発などの実践的活動にチャレンジできる環境整備が我が国のスタートアップ人材育成の加速に効果的であり、高専にはその優位性があるとの文部科学省の考えに基づくものです。これにより、高専生がもつ「高い技術力」、「社会貢献へのモチベーション」、「自由な発想力」を生かしたアントレプレナーシップ教育、イノベーションを推進します。
　これに関連して本校では、「身近な気づきから地域・社会の課題に対する解決策をデータに基づいて提案できる人材の育成」を目的とし、令和5年度から「沼津高専チャレンジコンテスト」を開催しています。第3回となる本年度は、「学校生活における気づきや課題の発見」をテーマにした「キャンパスライフ部門」と 「地域・社会における気づきや課題の発見」をテーマにした「アントレ部門」の2部門を設けて提案募集を 開始しています。部門内にも「アイデアコース（1～3年生対象）」と「プロトタイプコース（学年制限なし）」を設定することで、多くの学生が関心をもっているところです。
　一方で、昨今の物価等の急速な上昇に相まって、ごく限られた本校の運営費では「沼津高専チャレンジコンテスト」の実施も「起業家工房 クリエイティブ・アトリエ」運営も財源不足により困難な状況に陥っています。このようなことから、本校のスタートアップ人材育成と地域社会への貢献に一層のご支援を賜りたく衷心よりお願いする次第です。

沼津工業高等専門学校長 　 　　　　岡田 哲男
クリエイティブ・アトリエ運営室長　新冨 雅仁

１．寄附金の目標額

50万円

２．寄附金の額

１口　10,000円

３．使途

• 「沼津高専チャレンジコンテスト」の実施（副賞（ギフトカード）の購入を含む）
• 「起業家工房 クリエイティブ・アトリエ」の運営

４．その他

• 寄附いただいた方のご芳名を本校ウェブサイト「沼津高専チャレンジコンテスト寄附金寄附者芳名録」に掲載するとともにコンテスト協賛者とさせていただきます。（公開を承諾された方のみ）。
• 法人におかれてはコンテスト案内ポスター等に協賛として貴団体名を掲載します（公開を承諾された場合のみ）
• 協賛法人等はコンテスト本選当日（令和7年12月13日(土））、会場にポスターやパンフレットを設置して頂くことができます。
• 申込方法等は本校ウェブサイト（https://www.numazu-ct.ac.jp/giving/fund/）をご覧ください。
• 各部門2件程度「企業賞」の設定を検討しております（1口 50,000円を予定）。関心をお持ちいただけましたら、クリエイティブ・アトリエ運営室長 新冨雅仁（shintomi@numazu-ct.ac.jp）にお問い合わせください。