緊急時計画書



管理者は、災害等の緊急時における動物資源の保護及び地域環境への影響防止等を配慮し、以下に基づく緊急時計画書を確認して事前に関係者に周知する必要がある。


 1.動物福祉の面での配慮事項
   ・飲水及び飼料の確保:予備分を常時保管
   ・空調の確保(発電機の確保を含む):校内ガソリン発電機の利用
   ・汚物の処理:新しい床敷きを常時保管
   ・飼育棚の転倒防止:転倒防止対策

 2.地域環境保全に対する配慮事項
   ・動物の逃亡防止(飼育室やケージの構造、飼育管理等を含む):飼育室出入り口と流しにネズミ返し
   ・地域住民への対応(不安解消のため、求めがあった場合の説明等):説明対応

 3.緊急機材の設置場所の確認と点検事項
   ・機材の確認:飼育室内機材の確認

 4.災害発生時における措置事項
   管理者等の指揮のもと、緊急時には以下の手順を確認する。
   4−1 動物を含む施設全体の被害状況を把握する。:実験実施者と飼養者が協力して確認後、管理者に報告
   4−2 逃亡動物の収容・選別(止むを得ぬ時の安楽死措置)、給餌・給水体制の確立、動物屍体の処置、飼育室や一般区の清掃・衛生処理等
       について、復旧作業を行う。:実験実施者と飼養者が協力

 5.報告及び通報
   緊急時は、下記事項を速やかに学内関係者等に連絡する。:実験実施者,飼養者→管理者→委員長→校長,総務課長の順に報告
   ・動物への被害
   ・建物・設備等への被害
   ・ライフラインの状態
   ・復旧後の報告
   ・その他



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