〇学外実習学生心得

 

学外実習(以下「実習」という)は企業等において実際の工業技術を体得するため、専門課程の一環として履修するものであり、実習に従事する学生は、この心得を守らなければならない。

 1 学生は、この心得のほか必要な事項、細目について、実習開始前に学外実習指導教員の指示を受けること。

 2 学生は、実習先の監督者の指導を受けるとともに、次に掲げる事項を守り、実習の目的を十分に達成するよう心がけること。

  A)規律

   ア 出退勤時間、休憩時間を守ること、無断で欠勤、遅刻、早退等は絶対にしないこと。

   イ 社内規律、作業内規等の規則に従うこと。

   ウ 学生としての良識ある行動をとり、社節を守ること。

   エ その他社内秩序を乱さないよう留意すること。

  B)社内機密保持

   ア 無断で設備、製品、図面等社内の写真撮影をしないこと。

   イ 無断で指定外の場所に立ち入らないこと。

   ウ 許可なく、製品、研究、文献、ソフトウェア、図面、談話等を社外に漏らさないこと。

  C)安全保持

   ア 監督者の指示・説明に従い、独断で作業をしないこと。

   イ 実習先の作業心得、安全心得をよく守り、細心の注意を払い、事故を起さないよう心がけること。

   ウ 万一事故又は異常事態が生じた場合は、直ちに、監督者に報告するとともに速やかに指導教員に連絡すること。

  D)作業態度

   ア 監督者の指示に従い、独白の行動はとらないこと。

   イ 実習先の社員等に対しては、努めて謙虚な態度で接すること。

   ウ 必要以外の設備等には手を触れたりしないこと。

   エ 実習期間中は、毎日、作業の終了を監督者に報告すること。

  E)用具の使用

   ア 無断で社内の用具を使用しないこと。また、使用後は必ず元の場所に返しておくこと。

   イ 許可なく物品の搬入・搬出をしないこと。

 3 学生は、実習期間中、常に指導教員と連絡を保つとともに、実習内容の変更があった場合は、連やかに指導教員に報告すること。

 4 学生は、実習終了後、実習報告書を実習先に提出するとともに、速やかに経過を指導教員に報告すること。