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 8月9日(関東地区)と17日(中部地区)て、INPIT(工業所有権情報・研究館)主催の「平成28年度知的財産に関する創造力・実践力・開発力開発事業」の地域別交流・研究協議会が開催され、本校の知財活動を代表して、特別同好会『知財のTKY(寺子屋)』の電気電子工学科5年生の秋山奈緒さんと本田由佳さん、同科4年生の矢幅達也くんの3名の学生と、顧問の電気電子工学科の大津孝佳教授が参加しました。
これは、「近い将来企業等で活躍することが見込まれる産業人材を対象として、知的財産権に関する実践的な能力構築を支援することを目的に行われている事業」であり、全国の高専や専門高校から89校が採択されています。本校は、導入・定着校として、本事業に取り組んでいます。地域別交流・研究協議会は、本年度の中間報告として、全国8つの地区で、学生間・指導教員間の交流を目的に開催され、本校学生達は8月9日に関東(東京)で活動発表を行うとともに、他校の学生達と模擬授業に参加しました。また、大津教授は本事業のアドバイザーとして、関東(東京)と中部(名古屋)に参加し、指導教員との地域別の交流及び研究協議を行いました。
 『知財のTKY(寺子屋)』は、アイデアの創造・保護・活用を通して、地域の未来を担うエンジニアの育成が目的の特別同好会です。現在、部員60名が在籍し、8つのプロジェクト活動を行っています。地域特性を活かした3Dブロック創造教育もその活動の一つです。中でも、「食育教材開発プロジェクト」は、富士市と連携して、「食育」をテーマに3Dブロックロボット「むすびんロボット」の製作や幼稚園での実証などに取り組んでいます。
 学内統括の部長の秋山さん、学外統括の会長の本田さん、開発研究を担う幹事長の矢幅くんの3名の学生は、『知財のTKY(寺子屋)』の紹介とともに、食育支援ロボットを用いた食育活動の紹介を行いました。特に、富士市の地域の課題について、KJ法を用いて分析を行った後、TRIZを用いて技術矛盾の解決策を模索し、4色(赤、黄、青、緑)の色によって、迷路を脱出する食育支援ロボットの開発について報告しました。更に、幼稚園での実証試験を行い、効果の確認を行ったことなども紹介しました。
 矢幅くんは「どの学校も目的をもち、その目的を達成するための手段として、自分達の専門的な知識を授業外で応用していて、日々ともて創造的に活動しているのだと感じました。」
 秋山さんは、「他校の知財の学習を知る良い経験となりました。また、本日の模擬授業では、紙コップをKJ法を用いて、どのように改良したら売れるか、考え形にするといった時間もあり、短い時間でしたが、とても興味深く貴重な経験でした。」
 本多さんは、「高専とは違う専門高校の発表を聞けてとても刺激を受けました。これからの活動に活かして行きます。」と語りました。
尚、「食育支援ロボットの開発」は、8月27日に開催される日本高専学会のポスター発表に於いて、報告されます。

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