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 8月10日、沼津高専の同好会『知財のTKY(寺子屋)』は、裾野市「東西公民館」にて、『裾野市の地域資源(富士山と産業)から科学を学ぼう!!』と『山の3Dブロックロボット教室』を開催しました。
 東西公民館では、毎年、夏休みに小中学生を対象とした『科学教室』を行っています。本年度は、『裾野市の地域資源(富士山と産業)から科学を学ぼう!!』と、沼津工業高等専門学校の出前授業の一環として、実現したものです。
 『山の3Dブロックロボット教室』を行う沼津工業高等専門学校のサークル『知財のTKY(寺子屋)』は、アイデアの創造・保護・活用を通して、地域の未来を担うエンジニアの育成が目的の特別同好会です。現在、部員数60名の学生達が8つのプロジェクト活動をしています。地域特性を活かした3Dブロック教育教材開発もその活動の一つです。中でも、「3Dブロックプロジェクト」は、低学年の学生を中心に、3Dブロックを用いた教育コンテンツの開発に取り組んでいます。
 『3Dブロック』は日本発(アーテック社)の『縦横斜め』に自由に接続の出来きる創造教材で、思ったものを形にできることから、幼稚園―小学校―中学校―高専―社会とそれぞれの成長の段階に応じた創造教育が可能なツールとして、世界的に注目されています。大津教授はこれまでも多くの実践的創造教育に携わり、昨年度より、沼津高専にて、知的財産教育サークル『知財のTKY(寺子屋)』を行っています。
 山の3Dブロックロボット教室は、「裾野市の自然の魅力をもっと知ってもらいたい!」「裾野市にある産業からもっといろいろなことを学んでほしい!」との『地域の声』があり、電気電子工学科1年の稲葉凪くんと加藤亮大くん 、機械工学科1年の小澤空くんの3名と共に、「山の日」に因んで開催ました。
 小学生対象の『3Dブロックロボット作成』には、裾野市内の小学1~6年生の23名が参加しました。始めに大津教授より、保護者向けに、低年齢からの創造教育の重要性と3Dブロックロボット教室の特徴についての説明と、子供達にモーターとギアボックスと電池について説明をした後、高専生の支援のもとで、各自それぞれ独創的なロボット作りを行いました。思いを形にし、動かすにはいろいろな課題が見つかります。それらを与えられた部品の中で、高専生のアドバイスを貰いながら、全員が素晴らしい夢のあるロボットを作りました。ロボット完成後は、全員でプレゼンテーションを行い、会場はユニークなアイデア発表に湧きました。
 保護者からは「朝から申し込みに並ぶ程、非常に人気のあるロボット教室でした。実際に集中して取り組む子供の姿にも感動しました。是非、年一回でなく、毎月やってほしいです。」「同じ物を作らなくても良い。そこから創造性が生まれることに感動しました。」「高専の学生の皆さんが、丁寧に教えてくれてよかったです。」
 子供達からは「すごく楽しかった。」「次はもっと大きいものを作りたい。」「ブロックが動くのがお面白い」「電池で動くことに関心をもった。」
稲葉凪くんは「子供達が大人でも思いつかないような自由な発想のロボットに取り組んだり、それを実現するために一緒に考えたり、教える側でしたが勉強になりました。」加藤亮大くんは「初めてだったので、始めはプレッシャーを感じましたが、次第に子供達の困っていることにアドバイスができ、自分自身の成長を感じました。」大津教授は「アイデアは価値を生み出します。ここから、未来の裾野市を支える技術者・科学者が生まれたら嬉しいです。」と語りました。

8月16日(火)の静岡新聞に掲載されました。
静岡新聞_3Dブロックロボット教室

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