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8月22日、INPIT(工業所有権情報・研究館)主催の「平成28年度知的財産に関する創造力・実践力・開発力開発事業」の関東地区地域別交流・研究協議会が開催されました。

本校の知財活動を代表して、電気電子工学科2年の稲葉凪、機械工学科2年の小澤空、電子制御工学科1年の鈴木檀、制御情報工学科1年の川嶋玲志 、機械工学科1年の鈴木涼太の5名の学生と、電気電子工学科の大津孝佳教授、嶋直樹准教授が参加しました。

この事業は、近い将来企業等で活躍することが見込まれる産業人材を対象に、知的財産権に関する実践的な能力構築を支援することを目的として行われ、本年度は全国の高専や専門高校から82校が採択されています。

地域別交流・研究協議会の本年度の中間報告が全国5つの地区で開催され、関東地区は20校から22名の教員と46名の学生が参加しました。
教員は「活動報告及び知的財産学習の進め方についての協議」、学生は「特許製品の観察と特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)を用いての検索体験」を行いました。

本校では、昨年度から導入・定着校として本事業に参加し、本年度からは全校的な取組にすべく、教務小委員会(小林隆志教務主事)にて推進され、日本弁理士会と連携した知財セミナーの計画、知的財産管理技能士(知財検定)の単位化、パテントコンテストの周知などを行っています。

また、知財に関心を持ち、更に深く学びたい学生には、特別同好会『知財のTKY(寺子屋)』があります。 本同好会には、現在、部員50名が在籍し、以下4つのプロジェクトを通じた知財活動を行っています。

  1. KV-BIKEプロジェクト
  2. 深海プロジェクト
  3. 3Dブロックロボットプロジェクト
  4. TRIZ研究プロジェクト

本校の学生5名を含む46名の学生達は7つのグループに分かれ、大津アドバイザーによる本研修の目標である

  1. 知的財産の重要性を知る
  2. 観察力を身につける
  3. 課題を見つけ、課題を解決する

ことについての説明や、滝内アドバイザーによるJ-Platpat検索についての説明の後、グループごとに身の回りの「文房具」に使われている特許について、「課題は何か、その課題をどのようにして解決したのか」などをJ-Platpadを用いて調べ、教員を含む全参加者を前にした「発表会」に臨みました。

発表後には、新山アドバイザーによるハサミ「ハコアケ」の特許についての事例紹介などもあり、学生達は熱心に取り組んでいました。

研修後の学生のコメント

最初は緊張していましたが、話し合いを重ねる中で話せるようになりました。他校の学生の積極的にアイデアを出す様子を見て、自分も普段からアイデアを出す訓練をしようと思いました。アイデアを形にするのは難しいけれど、出来た時はとても素晴らしい財産になることを学べました。(稲葉凪)

高校生や他高専の学生なども熱心に知財の勉強をしていることに驚きました。班別作業では高校生との調べ学習や発表だけでなく、高校生との意見交換などもできとても楽しかったです。また、知的財産の勉強を続けて、資格にチャレンジしようと思いました。(小澤空)

司会と発表を行いました。知らなかった他校の学生とのディスカッションをすることでコミュニケーション力を鍛えることができたと思いました。自分の知らなかった文房具を知り、自分の為に生かせればと思いました。(鈴木檀)

他校の学生の方たちと一緒に意見交換したり発表したりするのは斬新で、機会があればまた参加したいです。知財教育は学年による差があまりないように感じられたので、今のうちからパテントコンテストに参加したいと思いました。(鈴木涼太)

学ぶ経験は非常に貴重でした。自分の紹介した特許がグループで選ばれたのもとても自信になりました。今回紹介した特許を自分のものにできるよう、色々と改良してみようと思います。(川嶋玲志 )

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