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平成29年10月25日(水)、講師に野口研究所技術顧問、元豊橋技術科学大学特命教授の柴崎一郎氏をお迎えして、文化講演会が開催されました。
柴崎先生は旭化成(株)在籍中にホール素子という磁気センサを研究開発され、平成15年に紫綬褒章を受章されたのをはじめ、平成29年の電気学会業績賞など、多数の賞を受賞されています。

研究開発されたホール素子はDCブラシレスモータいう高効率モータを出現させ、ビデオデッキやハードディスクなど、身近な電気製品に数多く採用されています。電気学会の冊子「でんきの礎」には、「電子制御モータを生んだ高感度InSb薄膜ホール素子」として紹介されています。

講演は「科学を創り・科学を応用」という題目で行われました。『人間は、自然現象の中に時間、数、場所、距離、直線と曲線、方向という普遍的存在のあることに気づき、不思議さと疑問を持って科学を創った。そして、技術によって人間は自分たちの夢や希望を実現してきた。技術は科学の応用であるが、技術が実用化されるまでにはオリンピックよりも厳しいトレーニング・勉強を必要とし、それには志と忍耐、そして努力が重要である』ということを説かれました。

また、ご自身の研究開発の経験から『挫折はつきものであるが、何でもやる精神が大切であり、その経験は後の仕事に生かされる』ということも話されました。
約800名の学生は皆熱心に聴講し、質疑応答も含め、あっという間の1時間30分でした。

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